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全曲レビュー #247: "Left Right" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Left Right / レフト・ライト" -- A PASSION PLAY - An Extended Performance 2014年

左右、と書くとわけわからないが、ここからサイドB。本来ならばこの前でいったん切れていたわけだ。CDで陽の目を見た音源なのでのでなかなか意識しないが、本来の構成を理解するうえでこうした区切り(リスナーがアナログを裏返すことが考慮されていたわけだから)を念頭に置いておくのはアリだと思うんです。

うめき声のようなシンセ?のイントロは、同じような音色で無理矢理締めに入った感のあるサイドAの終わりとの連続性を狙ったものか?
この曲はほぼ完成形にあるといって良く、Martin BarreのギターとBarrie Barlowのドラムが主導する引きずるようなミドルテンポはばっちりの安定感。

なお、当時ライヴで演奏されていた曲である。


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全曲レビュー #246: "No Rehearsal" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"No Rehearsal / ノー・リハーサル" -- A PASSION PLAY - An Extended Performance 2014年

前曲"Sailor"からそのままつながるサイドA最後の曲。NIGHT CAPではラストに配置されていたが、まさに大団円的な展開となっている。

ハードな曲だがこの全体に漂うピリピリした緊張感は何だろう。当時のJETHRO TULLが持つ最高のテンションを圧縮して詰め込むことに成功している。当然スタジオレコーディングだが、ほぼライヴで収録されたと思われる。中間部でのBarrie Barlowのドラムなどやりたい放題だがバンドはそのまま突っ走りなんだか無理矢理曲が終わる。この終わりのシンセのダビングが尻切れトンボな印象があるのだが、元のレコーディングはおそらくエンディングも何もなくそのまま力尽きて終わってしまったのではないだろうか。そのくらい全編パワフルである。

中盤のスピーチはIan AndersonとJeffrey Hammondによるもの。

NIGHT CAPではフルートとホイッスル(キーボード?)がオーバーダブされている。A PASSION PLAY - An Extended Performanceはオーバーダブなしだが、やはり未完成度が増す。NIGHT CAPのオーバーダブはこの曲に関しては実に適切で抑制の効いたものだったことも分かる。

なお、お蔵入りにはなったもののさすがに自信ある曲だったのかライヴでは演奏されていた。二回目の来日公演(1974年)でも一部が演奏されている。

この曲はJETHRO TULLのピークの一つといって良いと思う。

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全曲レビュー #245: "Sailor" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Sailor / セイラー" -- A PASSION PLAY - An Extended Performance 2014年

CHATEAU D'ISASTER TAPESにおいて、"Skating Away on the Thin Ice of the New Day"と""とのつなぎの役目の曲。A PASSION PLAY - An Extended Performanceで初めてオフィシャルとなった。
NIGHT CAPに収録されなかったのは、"Skating~"がカットされたため"Skating~"と一体化しているこの曲の置場がなくなったためだろう。もっともすでにブートで流出しておりファンには知られていた曲ではあった。

ただ、未完成だと思われ、インストになる後半部は実際には何かのソロがダビングされる予定だったのではないかと思う。地味な曲ながらIan Andersonのヴォーカルは絶品で、喉はこの時期がピークだなと思う。


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全曲レビュー #244: "Audition" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Audition / オーディション" -- A PASSION PLAY - An Extended Performance 2014年

ここでいったんハードロックになる。この盛り上がりは数あるTullの作品群の中でも秀逸。特にBarrie Barlowのドラムの暴れっぷりが曲をけん引する。全曲に引き続き何なんでしょうかこの緊張感は。エルヴィユ城セッションはこのサイドAがもっとも完成形に近いが、異常なまでのエネルギーがほとばしっていてJethro Tullの最高峰といって良いと思う。

なだれ込むような展開だが実は作品としてはまだ序盤。終盤に持ってこられていたNight Capの編集に慣れていることによる錯覚かな。

初出は20周年BOX。ただしその際にフルートがオーバーダビングされておりNight Capはそれを踏襲していた。A PASSION PLAY - An Extended Performanceで真の姿が公開されたわけではあるが、確かにぎりぎり未完成でオーバーダブの気持ちは理解できる。結局Night Capは捨てられないのだ。

またスタジオ収録はお蔵入りになったものの、この曲自体は当時のライヴでプレイされていたことが確認されている。


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全曲レビュー #243: "Scenario" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Scenario / シナリオ" -- A PASSION PLAY - An Extended Performance 2014年

20周年BOXでChateau D'Isaster Tapesとして公開された曲。"The Big Top"からのシームレスな接続はA PASSION PLAY - An Extended Performanceが初お目見えではあるが、この"The Big Top"終盤からの繋がりがものすごくいかしていて今までお蔵入りしていたのは本当にもったいなかった。

この曲自体はアコースティック曲でIan Andersonのアコギの妙が堪能できる。次の"Audition"のイントロ的な感じもするが、ものすごく緊張感があってじりじりと曲調が変わっていくあたり、この後のドラマティックな展開を期待させる。もうここでアルバムが名作であることを十分に予感できる。

ま、未完成だったわけだけど。


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全曲レビュー #242: "The Big Top" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"The Big Top / ザ・ビッグ・トップ" -- A PASSION PLAY - An Extended Performance 2014年

A PASSION PLAYの元になったエルヴィユ城セッション。このたびリリースされたA PASSION PLAY - An Extended Performanceでようやく完全版が公開された。
このセッションはこれまで20周年BOXそしてNIGHT CAPでも明らかにされてきたが、この全曲レビューでは最もオリジナルのセッションに近いA PASSION PLAY - An Extended Performanceをベースとする。

この1曲目はアルバムのイントロといって良いインストで、A PASSION PLAY - An Extended Performanceで初公開されたが、コレクターの間ではその存在は知られておりそこではタイトルは"Intro"とされていた。

演奏の主役はJohn Evan。彼のピアノとシンセが中心で、ブックレットでMartin Barreが言っている通りこの時期の彼の貢献はものすごく大きい。おそらくさらにフルートかサックスが足される予定だったと思われるが、ほぼ完成形だろう。
NIGHT CAPに採用されなかったのは、曲順を再構成した際に元々Disc2のトップだった"First Post"("Animelee (1st Dance)")を最初に持ってきたため、イントロであるこの曲は配置場所がなくなってしまったためと思われる。

もっともこの曲はまったく捨て去られていたわけではなく、"WarChild"(曲の方)の原曲になっている。


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全曲レビュー #173: "Wond'ring Aloud, Again (Full Morgan Version)" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Wond'ring Aloud, Again (Full Morgan Version) / ワンダリング・アラウド・アゲイン(フル・モーガン・ヴァージョン)" -- AQUALUNG 40th Anniversary Edition 2011年

これはAQUALUNG40周年盤の目玉。Glenn Cornick在籍時のモーガンスタジオレコーディングからLIVING IN THE PASTに収録された"Wond'ring Again"の完全版である。結局AQUALUNG"Wond'ring Aloud"はアコースティック小曲になったが、最初期は"Wond'ring Again"にさらに"Wond'ring Aloud"をつなげたような長めの曲だった。結果、"Wond'ring Aloud"に始まり"Wond'ring Aloud"に終わるような結構ドラマティックな展開になっている。

また、Glenn Cornickの回顧によるとこの当時の曲名は"Wond'ring Aloud"だったようである。そのCornickのベースプレイが結構渋い。また、John Evanの存在感が大きく、Evanを無理やり加入させたのはIan Andersonに確固たるディレクションがあったのだろう。

モーガンスタジオのレコーディングは未完成に終わったのでDavid Palmerのオーケストレーションは入っていない。それでも十分聴き応えがある。


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全曲レビュー #172: "Up The 'Pool (Early Version)" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Up The 'Pool (Early Version) / アップ・ザ・プール(初期ヴァージョン)" -- AQUALUNG 40th Anniversary Edition 2011年

これは驚いた。"Up The 'Pool"が元々はAQUALUNG用の曲だったとは。

結局、EP LIFE IS A LONG SONGで再レコーディングされることになる。その際Barrie Barlowが加入してブラックプール組がバンドの大半を占めた結果書かれた曲だと思っていたが、そうではなかった。
もしAQUALUNGに入っていたらA面に収録されていただろうが、"Cheap Day Return"と同じくブラックプールが絡む歌詞なので避けられたのか。

しかしこの初期版は短く終わる。このAQUALUNG40周年盤には最終版の"Up The 'Pool"もリミックスされて入っているので聴き比べできる。


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全曲レビュー #171: "Slipstream (Take 2)" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Slipstream (Take 2) / スリップストリーム(テイク2)" -- AQUALUNG 40th Anniversary Edition 2011年

文字通りだが、"Slipstream"の2テイク目。歌も演奏も優しい感じだが歌っていることはエグい。
演奏自体に大きな違いはないが、やはり最終版の方が僅差でそつない出来か。David Palmerのストリングズがないため非常にシンプルに感じる。アレンジの貢献度を実感する。


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全曲レビュー #170: "Wind Up (Early Version)" [e:全曲レビュー, 1968-1973]

"Wind Up (Early Version) / ワインド・アップ(初期ヴァージョン)" -- AQUALUNG 40th Anniversary Edition 2011年

演奏は4chミックス版とほとんど同じであるが、こちらのリミックスの方がサウンドがダイナミック。4chミックスは線が細いサウンドだったので、Ian Andersonが無理やり高く歌っている印象があったが、このミックスはそこまで不自然さは感じない。まあでも最終版の方がやっぱり出来はいいけど。


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